こんにちは!
サラリーマン投資家のさぶろうです。
今回の記事では
「投資を始めたいけど、そもそも少額で始められるのかな?」
上記のような疑問をお持ちの初心者向けの内容になってます。
過去記事のクエスト2の続きです。
まだの方はこちらからどうぞ!
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初心者にオススメの投資商品
はい、ズバリ「投資信託の積立」でしょう!
なぜ投資信託がいいのかというと
- 少額(100円)からでも購入できる
- 広く分散された商品がある
- 運用はプロにお任せ
簡単に言うとこんな感じ。
投資の世界では
「卵は同じにカゴに盛るな」という格言があるんです。
意味は、ひとつのカゴを落とすと卵が全部割れてしまいます。
しかし、いくつものカゴに分けておけば、他の卵は無事ですよね?ってこと。
個別の株式を購入する場合だと、まとまった資金も必要なうえに、その会社がつぶれてしまうと購入した株は紙くずになってしまいます。
その点、投資信託は詰め合わせパックのようになってますので、分散が効いており初心者にもオススメできるんです。
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積立をした方がいい理由
あくまでも投資商品なので、値動きがあります。
金額が増えたり減ったりするリスク商品のため、最初から貯金などで固まった金額を入れると、値動きに耐えられずに「売却して損を出してしまう」恐れがあるからです。
少額の積立から始めることで、値動きの感覚をつかめることと、自分がどのくらいなら耐えられるのかを見極めることが出来ますので、始めての場合は少額から積立がオススメかな?と思います。
参考までに管理人が月1万円を積み立てている投資信託の損益です
2023年の5月時点ですが、約5年間積立しました。
月に1万円程度ですが、どうでしょうか?
約1.5倍くらいに増えてます。
(もちろん必ず増えるわけではないのでご注意を・・)
過去のデータを見ると、全世界の株式なんかは上がったり下がったりを繰り返しながらずーっと右肩上がりに成長を続けています。
ですので、積立てた投資信託は、基本的には売却をせず長期(短くても10年。出来れば20年以上)でもっておくことで利益が出る可能性が高いんです。
投資信託って?
「投資信託ってなんぞ?」
「名前は知ってるけど、実はよくわかってない・・」
という人もいるかと思いますので、説明していきます。
簡単に説明すると
株の詰め合わせパックだったり、株や債権・REITなどの詰め合わせパックのようなイメージです。
仕組みとしては、
- 投資家からお金を集めます
- 集めた資金を使って、運用の専門家が運用します
- 得た成果を投資家に分配する
基本的には上記のような仕組みです。
「投資信託を販売して(資金を集める)いるのが、販売会社(銀行や証券会社)になります」
⇩
「集めた資金が信託銀行(受託会社)というところへ流れて、管理・保管されます」
⇩
「運用会社(委託会社)に運用権限がある為、信託銀行に運用の指示を出して株式などの売買がされます」
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投資信託の手数料
投資信託の代表的な手数料は3つあります
- 購入時手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額
それぞれ簡単に説明していきますね。
購入時手数料
申込手数料や販売手数料とも言われたりします。
この手数料は申込金の〇%という形で支払います。
購入する場所で変わってきますが、最近ではネット証券などで「ノーロード」と呼ばれる、購入時手数料が無料のものが増えてきています。
信託報酬
投資信託を保有している間の、運用・管理に対しての報酬として支払います。
保有額に応じて、日割りで差し引かれており、「販売会社」「運用会社」「管理会社」に支払われます。
信託財産留保額
投資信託を売却する時にかかる費用です。
信託財産に留保される仕組みです。
この費用はかからない投資信託もあります。
投資信託の基準価額って?
投資信託には「基準価額」というものがあり、投資信託の一口あたりの時価です。
株式でいうところの「株価」みたいなとらえ方でOK。
純資産総額を口数で割ったものが基準価額です。
1日に1度公表されるのが基本です。
投資信託で得られる利益
主に2つあります。
キャピタルゲインと言って、購入した時の基準価額よりも売る時の基準価額のほうが高くなっていれば、値上がり分が利益となります。
インカムゲインと言って、分配金が出されるファンドであれば運用資産の一部から、保有口数に応じて支払われます。
決算日時点で保有していればもらうことが出来ます。
分配の方針などは、それぞれ違いますので「交付目論見書」というもので確認できます。
ちなみに、投資信託を売却して利益がでた場合は税金が引かれます。
普通分配金は「配当所得」として、途中換金や償還時の利益には「上場株式等の譲渡所得等」として、20.315%の税金が引かれます。
これから投資を始める場合はNISAや積立NISA口座を使用すれば、非課税にすることが出来ます。
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メリット&デメリット
メリット
- 少額から始められる(100円~)
- 少ない金額でも分散効果が期待できる
- コツコツ積立出来るため、時間分散も可能
- 運用がプロにお任せ出来る
- 一度設定してしまえば、ほとんど何もしなくてよい
デメリット
- 元本保証ではない
- 手数料がかかる
- 短期売買に向かない
インデックスファンド&アクティブファンド
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドというのがあります。
それぞれ簡単に紹介していきます。
インデックスファンド
別名パッシブファンドとも呼ばれます。
インデックスとは指標のことで、日経平均とかTOPIXなど(よくニュースの最後とかで聞くやつ)の市場の動きを示す特定の指数に連動するように運用される商品です。
特徴としては、コストが安い傾向にあります。
アクティブファンド
プロのファンドマネージャーが指数を上回る成績を目指して積極的に運用していく商品のことです。
企業訪問・分析・銘柄選定などを行う為、コストは高い傾向にあります。
「なんかアクティブファンドのほうが良さそうじゃん!」と思われるかもしれません。
ですが、あくまでも指数以上のパフォーマンスを目指すということであって、必ず指数以上の成績を残せるわけではないですのでご注意を。
もちろん、アクティブファンドがダメというわけではなくて、良いアクティブファンドを選ぶのは難しいですよ?ということです。
実際僕自身もアクティブファンドは積立しています。
月に3000円の積立ですが、しっかり利益を出してくれています。
アクティブファンドでも本当に良い商品は、しっかり資産を築いてくれます。
始めての時はインデックスファンドからで良いと思いますが、慣れてきて色々調べるような人であれば、自分で判断して、アクティブファンドの購入を検討しても良いかと思いますよ。
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まとめ
これから投資を始めよう!という初心者の方は、「投資信託の積立」が良いと思います。
さらに「100円」という少額から始めることが出来ます!(証券会社によって異なります)
基本を押さえたら、とりあえずやってみましょう!
頭で理解しているのと、実際に100円でも投資信託を買って持っているのとでは、まったく感じ方などが違うはずです。
正直1万円くらいの金額であれば、失うととっても悲しいですよね?
ですが100円であれば、最悪なくなっても痛手は小さいはず!
100円で投資の体験が出来、自分のリスク許容度などを知れるのであれば安いもんだと思います。
ということで
今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!
少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。