こんにちは!
30代サラリーマン投資家のさぶろうです。
突然ですが、「あなたは貯金してますか??」
最近は円安だのなんだのと、値上げのニュースが尽きないですよねホント…
スーパーなんか行くと、こないだまで128円だったヨーグルトが168円になってたり、毎日飲んでる野菜ジュースが188円から218円になってたりと、目に見えて値段上がっててテンション下がりますよ。
さらには来年からまた電気代も上がる…
とかなんとか。。。
もはや生活が困窮していくばかり…
最近はこんなニュースばかりですが、数年前に話題になった老後2000万円問題って覚えてますか??
最近聞かなくなったけど、どうなったんだろう?って感じですよね。
というわけで、今回の記事では
「老後2000万円問題って聞かなくなったけどどこいったの?」
「老後のお金のことがやっぱり心配!」
そんな疑問をお持ちのあなたへ、老後2000万円問題の「今」と「老後」苦労しないために今からできること!を解説していきます。
老後万円2000問題ってなんだっけ?
老後2000万円問題は、2019年に話題になりました。
金融庁のワーキンググループからメディアに流れたもので、
モデルケースとして「夫65歳以上・妻60歳以上で夫婦のみ無職世帯では、年金だけでは毎月約5.5万円不足します。これが30年続いたら約2000万円足りないですよ」という内容でした。
ゾッとしますね。
頑張って、毎日働き続けても安泰の老後は迎えられませんよ?みたいな感じです。
現状退職金なんかもあまり期待は出来ないでしょうし、「今からできること」しっかりやっとかないとまずいですな。
老後2000万円問題の現在
結論から言うと、「消えてなくなった」です笑
というよりも、そよそも2000万円問題なんて存在していない。
という方が近いかもしれません。
「どゆこと?」
話題になった家計の支出が毎月5.5万円というのは、あくまでも平均の数値であって、誰にでもあてはまるものではない。
つまり、みんながみんな2000万円不足するっていうのは当てはまらない。
生活の仕方も違えば、もらえる年金額も人それぞれ。
それなのに、ひとまとめに2000万円足りない!っていうのは、おかしいってはなしです。
さらに、調査した年代の平均貯蓄額は約2500万円ほどらしいので、それを取り崩して生活していく。
というのが正しい情報だったみたいなんですが、どうやら「2000万円の不足がでる」という部分だけが一人歩きして、大炎上していたようです。
さらに最新のデータでは、そもそも不足すらしていないそうです。
下の表をご覧ください。
「出典:先生、お金の不安が止まりません!そういえば・・・結局老後2000万円問題ってどうなったんですか?7ページより」
「なぁんだ!なら貯金しなくても大丈夫じゃん」というのは、少し違う気がします…
確かに、表の一番下である2020年の調査では、一定の条件下では不足すらしていない結果になってますね。
ですが、コロナ禍という特殊な環境で、旅行や外出などを控えた高齢者がたくさんいたはずなので、支出は減っていて当然かな?と思います。
さらに現在の65歳以上の人は、平均貯蓄額が約2500万円とういうことですが、退職金などをしっかりもらえた人も結構いたはず。
ですが今はどうでしょう?
終身雇用の時代でもなければ、同じ会社にずっと勤めず転々とするライフスタイルに変化してないでしょうか?
さらには、退職金のもらえる金額も目減りする一方です。
老後に2000万円は不足しないかもしれませんが、もらえる年金が今後縮小していく予想も織り込んで考えれば、今のうちに老後のためにできることを考えておかなければならないのでは?と僕は感じます。
老後の為に今からできること
ズバリ!
- 節約
- 貯蓄
- 投資
ですよね!って感じです。
頭ではわかってても、出来てない人がほとんどじゃないでしょうか?
特に3の投資に関しては、やってない人がほとんどだと思います。
ですが、「投資」に関しては期間が長ければ長いほど、資産が増えていく可能性が高くなるので、出来るだけ早く始めるのがいいと思います!!
僕は、2017年の後半くらいから積立投資を初めていますが、現在+90万円くらいの含み益になっています。
コロナショックを乗り越え、含み損になっていた時期もありますが、コツコツ積立投資をしているうちにだんだんと資産が増えてきました。
しょっちゅう証券口座確認してますが、見るたび「にやり」ってなります。
節約
昨今の物価高ので、生活に影響がでてきている人が多いんじゃないでしょうか?
さすがにどんぶり勘定の人でも気付くくらい値上がりしてますからね。
商品によって違いもありますけど、普通に10%以上値上がりしてるものもザラにありますよね。
それって、消費税が5%上がるよりやばくないですか?
今まで月に10万円で食費や光熱費を支払ってた人は、11万円必要になる計算です。
単純に1万円多くかかりますよね。
今までと同じ生活をしていたら気付くと使いすぎの状態になってしまったり、貯蓄にお金をまわしたり出来なくなってしまいます。
ということで、こんな時代だからこそ!
家計の見直しをして、節約するのが大切ではないでしょうか。
まずは家計簿をつけることをオススメします!
最近では無料アプリで簡単につけられるものもたくさんありますからね。
家計簿をつけることで、あなたの現在の支出を把握しましょう。
把握しなければ、改善のしようがないですから。
把握したら、次に改善する部分を見つけて無駄な出費を抑える。
余力を生み出して、貯蓄にまわす。
これが王道パターンかな?と思ってます。
貯蓄
家計簿をつけて、無駄な支出を改善できたら次は貯蓄に挑戦です!
少なくても、手取り収入の10%を目標に取り組むのがいいでしょう。
手取り収入が20万円であれば、貯蓄は月に2万円。
手取り収入が15万円であれば、貯蓄は月に1.5万円。
残りの9割のお金で生活をしていく。
というのを今のうちに体になじませるのが良いと思います。
僕自身、20代の頃はまったく貯金が出来ませんでした・・
なんなら当時から付き合いのある友人は今でも貯金できていないです。
僕もきっかけがあり貯金を始めたんですが、今では月々のお給料から貯金(投資)分を先に引いてから、生活をしていますが特にストレスを感じることもありません。
はじめの半年くらいは、多少我慢した感はあったんですが今では全く気にならなくなりました。
「貯金をする」という行為はなかなか難しい技術らしいので、今のうちにできるようにしておくのがベストでしょう。
投資
投資に関しては、いろいろありすぎてなにがなんだか・・
という人も多いと思います。
とりあえず、国が推進している「つみたてNISA」を使ったりして投資信託の積立を始めてみるのが良いのではないでしょうか?
つみたてNISAであれば、国が厳選して選んでいる投資信託しかないので、どれを選んでもそこまで変な商品ではないですから、時間をかけてコツコツ積立していればそれなりに資産を増やせる可能性が高いです。
ただし、投資を始めるのはネット証券がオススメです。
銀行などでも購入出来ますが、手数料を高くとられてしまう恐れがあるためです。
いま貯金がまったくない人は、なるべく先に貯金を始めて下さい。
積立投資はいわば、貯金の延長線上のような作業なので貯金体質になってからでないとうまくいかない可能性があります。
積立投資は短くても10年。
出来れば20年以上を長期的に積み立てていくのがいいです。
過去のデータから、長期であればあるほど資産がマイナスになる可能性が低くなるという結果が出てます。
ですので、貯金も少し貯めてから不足の事態に対応できるようになったらコツコツやってみましょう。
「じゃあ、貯金はいくらあればいいの?」
色々考えはあると思いますが、個人的には手取り収入の最低3か月分~6か月分も貯まったら、投資も並行して始めてみてはどうだろう?と考えています。
そもそも急な出費で100万円が必要!なんてことはなかなかないと思うんですよね。。
万一、会社を自己都合でやめてしまっても待機期間+3か月くらいで失業手当もでますし。
「投資始めるぞ!」ってなった時に、すぐ始めれないと熱が冷めちゃうと思うんですよね。
だから、あまり貯金に専念し過ぎて投資を始められないよりは、3か月分でも貯金をためられたら熱が冷めないうちにさっさと投資も始めてしまうのがいいと思います。
まとめ
- 2000万円問題は消えていた(そもそも存在すらしていない)
- 老後のためにある程度の資産形成は必要
- 節約・貯金・投資を駆使して資産形成をしていこう
そもそも2000万円問題なんてなかった!
というのは驚きですね。
あれだけニュースやSNSで騒ぎになっていたのにwww
ですが個人的には、将来のためにしっかり考えるきっかけになったのでは?
とポジティブにとらえています。
もちろんすべての人間に響いたわけではないでしょうけど、すくなからず自分の将来のことを想像して、いまできることを始めた人もいるんじゃないかな??
と僕は思っています。
「国が守ってくれない!年金が破綻する!」
みたいなことをいってる人もいますが(管理人の親ですww)、まずは自分で出来ることをやってみるのが先じゃないでしょうか?
自分でコントロールできないことを嘆いてもなにも変わらないですからね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
豊かな老後のために一緒に頑張っていきましょう!